藍染 S/M/L
縹 / 三度染め 扱う染料はふたつだけです。藍染は時間と共に色が淡くなり、柿渋は時間と共に色が濃くなります。ぜひ、その変化を楽しんでください。
急ぐと色が出ません。甕の時間に合わせて、少しずつ重ねていきます。
藍は生きています。甕の中で菌が働き、その日の気温と機嫌で色の出方が変わります。濃くしたい日は、乾かしては浸けるを何度もくり返す。空気にふれた瞬間、緑から青へ変わる——その一瞬だけは、何度見ても慣れません。
褪せることは、傷むことではありません。袖口から、膝から、その人の動きのとおりに色が抜けていきます。藍は日に褪せ、柿渋は日に濃くなる。反対の変わり方をします。
染めるというより、布に膜をつくる仕事です。塗って干す、それだけを繰り返します。
青いうちの渋柿を搾り、二年ほど寝かせた液を使います。塗って天日に干すと、うすい琥珀が少しずつ弁柄へ、やがて渋茶へと深くなる。繊維が締まって水を弾き、布そのものが丈夫になります。仕上げたてはかすかに柿の匂いが残りますが、ひと月ほどで抜けます。
濃くなることは、汚れることではありません。日に当たった面から、袖から、繰り返し使うところほど茶が深くなっていきます。擦れたところだけは、逆に色が抜けます。
Kjantatiriは山梨県 八ヶ岳中腹の清里駅前で1984年より輸入雑貨商を長年経営してきました。 現在は近県の道の駅で出店を続けており、引き続き魅力的な品ぞろえで営業をしております。
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